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『重要事項説明書』とは

2020年5月8日

こんにちは隅野です。
ゴールデンウィークが終わりましたが、引き続き外出自粛の日々ですね。
前向きに、頑張っていきましょう!

本日は、『重要事項説明書』について説明させていただきます。
不動産投資や、お部屋を借りる時、不動産売買時など、重要事項説明書はいろいろな場面に登場します。
弊社わかちあいファンドでもご契約の前に、重要事項説明書の内容を十分ご理解いただいたうえで契約していただきます。

重要事項説明って?
宅地建物取引業法では、売買契約を締結するまでの間に、不動産会社は、購入予定者に対して購入物件にかかわる重要事項の説明をしなければならないと定めています。重要事項説明は、宅地建物取引士が、内容を記載した書面に記名押印し、その書面を交付した上で、口頭で説明を行わなければなりません。

重要事項説明書に記載されているのは、大きく分けて「対象物件に関する事項」「取引条件に関する事項」ですが、宅地建物取引業法で、説明すべき事項が細かく定められています。購入を検討する中で確認していた情報と異なる説明はないか、その他気になる事実はないかなど、きちんと確認しましょう。

重要事項説明を受けた結果、購入を見送ることもあり得ますので、重要事項説明は極力早めに受けることが大切です。説明を受けた後、検討の時間を十分に取って、疑問点を解消してから契約に臨みたいものです。そのためにはあらかじめ、不動産会社に重要事項説明と売買契約のスケジュールを確認しておきましょう。売買にかかわる交渉の最終段階では、どうしても検討する時間的余裕がなくなりがちですが、しっかりと考えて最終判断ができるよう、遠慮せずにスケジュールを調整することも大事です。

■必ず確認したいポイント
重要事項説明書には、専門的な内容も記載されているため、難しい印象を受けますが、ひとつひとつ丁寧に解説してもらえば理解することはできるでしょう。また、重要事項説明の全体像を把握した上でポイントを確認すると、より理解しやすくなります。

(1) 説明を受ける前の基本的な確認
(宅地建物取引士が書面を交付し、口頭で説明)
(2) 物件の基本的な確認
・物件は特定できているか
・権利関係(抵当権等)は整理されているか
(3) 法令上の制限
・土地の利用に制限はあるか
・予定通りの建物が建つか
・費用負担は発生しないか
(4) インフラ整備
・飲用水などのインフラは整備されているか
・私道等の特別な負担はないか
(5) その他の制限等
・その他物件の利用に制限はないか
・その他費用負担はないか
(6) マンションの場合
・権利関係はどうなっているか
・建物の利用、管理、修繕のルールはどうなっているのか
(7) 契約条件
・契約内容は適切か
(8) その他
・金銭賃借あっせんはあるか
・その他確認事項はないか

これらの説明内容について確認、理解できたら“売買契約の締結”となります。

たくさんの情報が重要事項説明書には記載されていますので、
必ず目を通し、疑問点を宅建士に尋ねて理解しておかなければならないですね。
以上、『重要事項説明書』について説明させていただきました。

わかちあいファンドも覗いていってくださいね(*^^*)
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
また次回の更新をお待ち下さい

参考にさせていただきました。https://www.zennichi.or.jp/public/knowledge/buy/8-2/

 

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