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「建物の構造」について②
2020年3月27日おはようございます🌸隅野です!
今回は、「建物の構造のメリット・デメリット」について説明させていただきます。
「建物の構造」については、前にも簡単に説明していますが、今回はもう少し詳しく説明できればな…と思います(*^^*)
建物を建てる上で欠かせない骨組みとなる「建物の構造」ですが、
まず、前回のおさらいです✎
建物の構造の種類は
☑鉄筋コンクリート造(RC造)
☑木造(w造)
☑鉄骨造(s造)
☑鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
などなど…、沢山種類があります。
ここからは、各メリット・デメリットを上げていきます☆
木造(W造)のメリット
木造物件のもっとも顕著なメリットは、建築費が安いということ。
木造物件は建設コストがおさえられ、短工期で建てられます。そのため上物(うわもの)が低コストで建設できるのです。他の構造の物件に比べて、家賃が比較的お得になることが多いのは大きなメリットです。
日本の気候風土に適しているのも木造のメリット。木材は、室内の空気が乾燥する冬、蓄えられていた水分を空気中に放出し湿度を保つ効果があります。逆に、梅雨のように湿気が高い季節には空気中の水分を吸収。さらに通気性にも優れているため、四季があり湿潤な日本の気候風土にマッチしています。
木造(W造)のデメリット
木造物件は通気性にすぐれている反面、遮音性は全構造中もっとも低いのが残念なところ。部屋同士の仕切りの壁が薄いケースも多く生活音が響きやすいのがデメリットです。
冷暖房が効きにくいのも木造物件に住む際、不満を持ちやすいポイント。木造物件は鉄骨物件にくらべ気密性が低いため、鉄骨に比べ冷暖房の効きが悪いのです。冷暖房が効きにくければ光熱費が高くなってしまうおそれがあります。また、木造は耐火性が低いです。木造建築という特性上、建物火災の際にいちはやく火が回ってしまいます。しかし「表面は焼け焦げても、中身まで燃えるには時間がかかる」という側面もあり、火事が起こればただちにアパート全体が崩壊しまう、というわけではありません。
鉄筋コンクリート造(RC造)のメリット
主材料のコンクリートは不燃材料のため、非常に高い耐火性を備えます。賃貸を借りるうえでも耐火性に優れた部屋に住むのは安心につながります。またコンクリートの圧縮力と鉄筋の引張力を兼ね備えているため、耐久性が高いのも特徴のひとつ。地震に耐える物件が多いです。
基本的に重い材料を使用するほど遮音能力が高いため、圧倒的重量のコンクリートが高い遮音性を持つことは想像に難くありません。特に低音をしっかり遮断してくれるため、お部屋に5.1chサラウンドスピーカーを置きたい方は迷わずRC造に住みましょう。
コンクリートを流し込んでつくる特性上、形状の自由度が高く、デザインのバリエーションにも富むこともメリット。デザインの自由度が高く、モダンな物件に住めるからです。
鉄筋コンクリート造(RC造)のデメリット
建築コストだけでなく解体費用も高めなのがネック。賃料が高いことはRC造のデメリットです。木造や鉄骨造(S造)にくらべ家賃も高めに設定されていることが多いです。
後述するSRC造に比べ、鉄骨が入っていない分揺れにやや弱いです。しかし木造やS造ほど神経質に地震を気にする必要はありません。
鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造)のメリット
あらゆる構造の中で最も耐震性、耐火性に優れるのはSRC造。トップクラスの耐火性、耐久性をほこります。S造の「熱に弱い」や「錆びやすい」という短所をコンクリートで包むことで克服し、揺れに対する弱さを鉄筋・鉄骨でカバーしています。
強度や耐震性の面でもRC造と比べて優れています。そのため、10階建以上の高層または超高層マンションなどの建築にも多く採用されています。柱や梁などのサイズが小さくても高い耐震性を確保できます
鉄筋鉄骨コンクリート(SRC造)のデメリット
物件構造の中でもっとも家賃が高くなります。火事や地震に対しての安心感がありますが、ほかの建築構造と比べると家賃は割高です。
このように、各構造によってメリット・デメリットがあります!
自分が住むお家もそうですが、投資する物件の構造もチェックしておきたいですね😌
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました(*^^*)
弊社のわかちあいファンドや過去の記事も覗いて下さいね♬
また、次回の更新をお楽しみに⭐
今回参考にさせていただいたサイト✎
https://sumaity.com/press/17/