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J-REIT(不動産投資信託)とわかちあいファンド(不動産特定共同事業)の違い

2021年11月10日

投資に関する金融商品には株式、債券、投資信託、預金…と様々な種類があります。

今回は、J-REIT(不動産投資信託)とわかちあいファンド(不動産特定共同事業)の違いを見ていきます😊

 

■J-REITとは

 

そもそもJ-REITとは、多くの投資家から集めた資金で、商業施設やマンションだったり、オフィスビルなどの複数の不動産などを購入し、その売買益や賃貸収入を投資家に分配する…という商品です。

不動産への投資ですが、法律上は投資信託になります。

「REIT」というのは、『Real Estate Investment Trust』の略で、もともとはアメリカで生まれました。

それを日本流にアレンジし【J-REIT】と名付けられています。

J-REITは証券取引所に上場されていて、一般の投資家が自由に売り買いでき、毎日活発に売り買いが行なわれています。

 

■REITは値動きがある

 

J-REITは証券取引所で、株のように取引が行われているため、相場により価格が常に変動しています。

通常、REITはそれぞれ、何らかの「テーマ性」を持つなどの特徴があります。

東京都内などの大型不動産用事業は、J-REITで資金を集めることが主流となっています。

賃貸管理や物件管理は委託し、収入から管理に関するコストを引いた金額が収益として投資家に分配されます。

一方、わかちあいファンド(不動産特定共同事業)では、値動きは基本的にありません。

インカム型の場合、空室が発生した場合は賃料収入が減りますが、資産管理会社とのマスターリース契約により受取賃料が保証されているので、分配金に影響は及びません。

また、損失が出た場合、事業者が一定割合まで負担する「優先劣後構造」により、投資家の分配金・元本は優先的に守られます。

 

■J-REIT(不動産投資信託)とわかちあいファンド(不動産特定共同事業)の違い

 

J-REITとわかちあいファンドの違い…の前に、共通点は2点あります。

①投資家を募ること②不動産を運用すること

そして、違う点は、

①J-REIT投資法人は証券取引所に上場しており、不動産特定共同事業は上場していません。②J-REITの場合、いつでも売り買いが可能であり、市況を予測し、値上がりを狙って買う人も多いですが、不動産特定共同事業の場合は、所有し続けて安定したことを優先したい投資家に向いています。

以上、J-REIT(不動産投資信託)とわかちあいファンド(不動産特定共同事業)の違いについてご説明していきました!

同じように不動産を対象としながら、全然違う投資商品ではないでしょうか?

違いやリスクなど、理解して投資していきたいですね♪

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました(*’ω’*)

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