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『利回り』について
2019年12月25日おはようございます😊そして、メリークリスマス🎄!!
隅野です!
毎日寒いですね…インフルエンザもはやっています💦
皆様、体調にはお気をつけくださいね!
それでは本題に移りたいと思います!
前回に引き続き、不動産用語を説明していきます。
本日ご説明させていただくのは『表面利回り』、『ネット利回り』です。
まずは、『利回り』とは…
投資額(不動産購入金額)に対して年間どのくらいの割合の利益を出しているかという事です。
その中に『表面利回り(グロス)』と『実質利回り(ネット)』の2種類があります。
『表面利回り』とは…
年間の家賃収入が投資額の何%になるかという事を表す数字になります。
「グロス」と言ったりもします。
表面利回りは簡単に計算できますし、利回りの目安というところでしょう。
【計算式】
1年間の家賃収入 ÷ 物件の購入金額 = 表面利回り(グロス) %
例:1億円の物件を購入しました。その物件から得られる年間の家賃収入は1000万円の場合
☛1000万円(家賃収入)÷1億円(物件購入価格)=10%(利回り) となります。
『実質利回り』とは…
実質利回りは、年間の家賃収入から諸経費を差し引いた金額が投資額の何%になるかを表す数字です。
年間の家賃収入が、まるまる大家さんの収入になるわけではなく、
固定資産税やお部屋の管理費など(諸経費)を支払わなければなりません。
なので、年間の家賃収入から諸経費を引き実質利回りを計算します。
これによって表面利回りよりも、もっと正確な利回りを出すことができます。
【計算式】
(1年間の家賃収入-諸経費) ÷ 物件の購入金額 = 実質利回り(ネット)%
例:1億円の物件を購入しました。その物件から得られる年間の家賃収入は1000万円です。
諸経費が100万円の場合
☛(1000万円(家賃収入)-100万円(諸経費))÷1憶円(物件購入価格)=9%(実質利回り) となります。
では、利回りはいくらならいいのか❔
この計算式を見れば、利回りは高ければ高いほどいい!となってしまいます。
確かに、利回りが10%よりも20%の方が投資効果は大きいですね。
しかし、利回りの計算で1年間の家賃収入を使いますが、これはあくまで満室時の賃料になります。
なので、もし空室が多ければ先ほどの計算式で求めた利回りを得ることはできません。
これでは、いくら利回りが高くても意味がないですよね。
なので、一概に利回りは高ければ高いほど良いという訳ではないのです。
都内の便利な物件は、利回りは低いですが、空室リスクも低いので想定した利回りが得やすいという事になります。
注意していただきたいのが、物件購入の際は、利回りだけでなく空室になりにくい(空室リスクの低い)お部屋を選ぶ事が重要です!
利回りと空室リスクのバランスを考えてお部屋を選ぶようにしましょう!
…と、長くなりましたが『利回り』について、ご理解いただけましたでしょうか❔
それでは、また次回の投稿でお会いしましょう😊
お読みいただきありがとうございました。
今回の説明については、下記サイトから引用させていただきました。
→http://real-estate-consultant.net/real-estate-investment-what-yield/